利下げ観測の修正で2800円を維持する値動き・・
- 2019 06/17 (Mon)
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11:30の東京白金は、16円安の2824円で推移している。週末のNY市場で経済指標の好転を受けて、利下げ観測の後退から金利高:ドル高の影響から売られた東京白金は、2822円で寄り付くとスポット市場で800ドルを試す動きを見せ、週末の安値2817円を下回った事から2812円まで下値を模索している。その後800ドルを回復し、東京白金も巻き戻しの動きに2825円まで戻りを見せている。
スポット市場は、週末の欧州時間帯に818ドルまで戻りを見せたが、NY時間帯には802ドルまで下値を試している。アジア時間帯は804ドルまで戻りを見せたが、799ドルまで下値を模索し802ドルに戻りを見せる値動きを示している。
特に東京白金は、週末の安値2817円を下回った事から2812円まで下値を模索するなど、軟調な動きを続けている。そのため夜間取引で2812円以下を試す値動きには注意が必要であり、下回る事が出来ない中で戻りを見せると、目先下げ止まりを確認する値動きに思える。
現在の日足で見た東京白金のテクニカルは、相対力指数が40.09%で下がり、ストキャスティクスは%Dが下がり、slow%Dは維持している。RCIは短期が+9%で下げ止まり、中期は+15%で維持しながら、長期は-55%で切り上げている。移動平均線は10日移動平均線は2841円で切り上げながら、40日移動平均線は2973円で下がりながら、200日移動平均線は2951円で維持している。
午後から午前中の安値2812円を試す事は避ける事が出来れば、夜間取引で2812円を下回る事無く巻き戻しの動きを見せるか見極めの時間帯と思える。下値には限界を感じるが、米国の対中国3250憶ドルの関税発動が市場にはリスクとして存在しており、この動向が気になる状態である。
週末にはトランプ大統領は、首脳会談の有無が関税発動には結び付かないとのニアンスの発言やロス商務長官が首脳会談が実施されても合意には至らないとの見通しを述べるなど、G20の首脳会談のハードルを下げる発言を行うなど、中国に配慮した動きに思える。
特にトランプ大統領は、来年の大統領選を控え、株価に注目し発言を繰り返しており、G20における首脳会談が実施されなかった場合の株価対策の発言とも受け取られる。
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スポット市場は、週末の欧州時間帯に818ドルまで戻りを見せたが、NY時間帯には802ドルまで下値を試している。アジア時間帯は804ドルまで戻りを見せたが、799ドルまで下値を模索し802ドルに戻りを見せる値動きを示している。
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