欧州の政治リスクの高まりまで、米国のリスク緩和とテクニカル要因の戻り・・
- 2018 10/02 (Tue)
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本日の東京白金は、39円高の3005円で終わっている。夜間取引で3006円まで戻りを見せた東京白金は、3000円で寄り付くと2996円まで早々に下値を試した後は、為替市場の円安やスポット市場の堅調な動きに合わせて3000円を回復し、午後には3006円を超えて3008円まで戻りを試して終わっている。
スポット市場は、アジア時間帯に821ドルを維持しながら814ドルまで戻りを見せながら、東京時間帯には825ドルまで戻りを見せている。しかし東京時間帯の14:00過ぎからはユーロが対ドルで売られだしており、ドル高傾向が進んでいる。特に今晩はパウエルFRB議長の雇用やインフレ率についての講演が予定されており、タカ派的な内容であった場合はドル高に動きやすい。
今晩には、18:00がユーロ圏生産者物価指数、23:00にクオールズFRB副議長が上院銀行委員会で議会証言、3日1:45にパウエルFRB議長の講演、3:00にはカプラン・ダラス連銀総裁の講演が予定され、欧州ではEU財務相理事会が開催される。
テクニカルは相対力指数が67.75%で切り上げながら、ストキャスティクスは%Dが下げ止まりながら、slow%Dは下げている。RCIは短期が+15%で下がり、中期は+86%で下げ止まりながら、長期は+73%で切り上げた動きを見せている。移動平均線は10日移動平均線が2964円で上昇し、40日移動平均線は2875円で下げ止まった動きを見せている。
30日にカナダと米国間でNAFTA協定の改定で合意し、米国、カナダ、メキシコの頭文字で新たなUSMCA協定が結ばれることになり、リスク緩和の動きを見せているが、欧州ではユンケル欧州委員長がイタリアの予算案について非難しており、今月中旬に欧州委員会に提出する2019年度イタリア予算案を機に、イタリア財務相は辞任する可能性もあり、ユーロ市場は英国の離脱交渉と合わせて波乱含みの動きに思える。
特に12日のムーディーズが南アフリカの格付け見直しから18日のEU首脳会議、26日S&Pのイタリア格付け見直しまでユーロは下値模索に注意が必要であり、白金の値動き置いても安心できない要因が続くと予想される。
そのため目先テクニカル要因で買い戻しの値動きを示しても、戻りが限定的となる可能性は高いのではないか。
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スポット市場は、アジア時間帯に821ドルを維持しながら814ドルまで戻りを見せながら、東京時間帯には825ドルまで戻りを見せている。しかし東京時間帯の14:00過ぎからはユーロが対ドルで売られだしており、ドル高傾向が進んでいる。特に今晩はパウエルFRB議長の雇用やインフレ率についての講演が予定されており、タカ派的な内容であった場合はドル高に動きやすい。
今晩には、18:00がユーロ圏生産者物価指数、23:00にクオールズFRB副議長が上院銀行委員会で議会証言、3日1:45にパウエルFRB議長の講演、3:00にはカプラン・ダラス連銀総裁の講演が予定され、欧州ではEU財務相理事会が開催される。
テクニカルは相対力指数が67.75%で切り上げながら、ストキャスティクスは%Dが下げ止まりながら、slow%Dは下げている。RCIは短期が+15%で下がり、中期は+86%で下げ止まりながら、長期は+73%で切り上げた動きを見せている。移動平均線は10日移動平均線が2964円で上昇し、40日移動平均線は2875円で下げ止まった動きを見せている。
30日にカナダと米国間でNAFTA協定の改定で合意し、米国、カナダ、メキシコの頭文字で新たなUSMCA協定が結ばれることになり、リスク緩和の動きを見せているが、欧州ではユンケル欧州委員長がイタリアの予算案について非難しており、今月中旬に欧州委員会に提出する2019年度イタリア予算案を機に、イタリア財務相は辞任する可能性もあり、ユーロ市場は英国の離脱交渉と合わせて波乱含みの動きに思える。
特に12日のムーディーズが南アフリカの格付け見直しから18日のEU首脳会議、26日S&Pのイタリア格付け見直しまでユーロは下値模索に注意が必要であり、白金の値動き置いても安心できない要因が続くと予想される。
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