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円高:ドル安の動きの中でドル高:ランド安が進み、3400円を終値ベースで下回った東京白金・・

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本日の東京白金は、23円安の3391円で終わっている。夜間取引で一時3393円まで下値を試した後は、巻き戻しから3421円まで戻りを示し、3400円以下に抵抗を示している。特にNY白金が950ドルを維持した動きも関係している。
そのため3412円で寄り付くと3419円まで戻しているが、スポット市場で960ドルを超える事が出来なかった事や為替市場の円高が進みだすと徐々に3400円に近付きだし、引け際には3400円を割り込み3391円まで売られて終わっている。

スポット市場は、夜間取引で944ドルを付けてアジア時間帯には958ドルまで戻しているが、東京時間帯が終わる時には952ドルまで下値を試している。為替市場では、円高:ドル安が進む中で、ドル高:ランド安が進み、大手格付け会社の南アフリカの格下げ要因がランドを押し下げる動きに繋がっている。
そのため戻りは抑えられ、円高の影響から東京白金は下値を試す動きを示し、終値ベースで3400円を下回る動きを示している。

その事から夜間取引で3386円を試す動きを示すとサポートラインをブレィクする事から3381円が目標なり、更なる下落が入った場合は3364円を試しに売られる可能性が高くなる。

今晩は、18:00にユーロ圏小売売上高、21:30には貿易収支、22:30はドラギECB総裁の講演、23:00が耐久財受注・確報値、製造業新規受注、5:30にタルーロFRB理事の講演を行うがFRBを退任する。
そのためプラートECB理事が昨日QE縮小に言及を行っており、今晩のドラギECB総裁も市場対話を重視する事から、QE減額に言及するのか注目され、ユーロ買いやドイツ債の金利が低下する動きに繋がって来るとのか見極める状況である。

テク二カルで見た東京白金は、相対力指数が28.37%で下がりながら、ストキャスティクスは%Dがslow%Dを下回る動きを示しており、目先軟調な動きが予想される。RCIは短期が-83%で維持されながら、中期は-83%で下がり、長期は-92%で下げ止まった動きを見せている。そのため軟調な動きを示している事から3381円を試して来るのか注目したい。また移動平均線は10日移動平均線が3425円で下がりながら、40日移動平均線は3560円で下げており、日足が10日移動平均線を超えるまでは下値追いの動きに注意が必要に思える。

ゴーダン財務相の更迭懸念からランドが売られだし、更迭が格付け引き下げに発展し、先週から本日まで対ドルで12.3063ランドから13.9410ランドまで売られており、13.4%の下落率を示している。
そのため昨年11月にフィッシャーFRB副議長が利上げに言及し、新興国通貨、株、債券がトリプル安を演じてランド安を演じた下落率を超えている。またその時間帯はNY白金が10237ドルから923ドルまで、東京白金でも3410円から3210円まで過去に急落した動きを示した事が起こっており注意する必要はあるが、為替水準が105円~102円の水準である事から一概に価格水準を比べる事は出来ない。
ただランド安の継続は、白金価格の戻りを抑える効果に繋がるだけに今しばらく下値追いの動きには注意が必要と判断する。

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田栗 満

Author:田栗 満
以前の明治インフォメーション24の「プラティニの相場観」を5年間担当し、白金の相場観や勉強会の講師など行い、テクニカルや日柄計算にて独自の相場観を展開し、1998年からのパラジウムの大相場を予想し多くの隠れたファンが存在する。セミナー講師や業界新聞へ数多くコメントを配信している。現在、岡地㈱でコミッションを行っている。

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