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今年の3300円割れは2日間で、3日後には3450円以上の戻りを見せている買いチャンス・・

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本日の東京白金は、55円安の3348円で終わっている。OPEC総会、ECB理事会のイベントがサプライズなしで終わり、失望的なユーロ売りやリスク逃避の円高が進み、夜間取引で一時3384円を下回った事から失望的な投げ相場の様相を示すなど3338円まで下値を試している。そのため3340円で寄り付いた東京白金は、3350円まで戻りを一時見せたが、再度3338円を試す売り込みが見られた。
しかし夜間取引の下値を下回る事が出来なかった事からの買戻しで3357円まで戻りを見せている。
ただ雇用統計を控えて慎重なポジション調整から引け際には再度3343円まで下値を試して終わっている。

スポット市場では955ドルを維持しながら、950ドルに対する抵抗を見せるなど3月以降の下値を維持できるかに今後の注目が集まると思える。また950ドルを維持した場合は、換算で3322円と計算され、東京白金で3300円を下回る確率は非常に低く思える。
特にリスク逃避の動きを強めているが、南アフリカでは賃金交渉を7月に控える中、アングロ・アメリカ・プラチナ、Sibanyeゴールドでリストラ策にストライキに伴う解雇など人員整理が実施されており、NUMは南アフリカの鉱山全体で45000人の労働者が職を失う危険性があると警告しており、リスク逃避だけで950ドルを下回る事が出来るか疑問に思える。

また2月以降の東京白金の日足でも2月に3271円、4月には3292円と下値を試しているが、どちらも安値から3日間後には120円上昇を示した水準まで戻りを示しており、東京白金における3350円以下は急激な戻りが起こり易い水準である事に、戻りは3600円を目指した戻りに繋がっている事など、「売り込むリスク」が高い位置である。

今晩は16:45はエバンス・シカゴ連銀総裁のロンドンでの講演、16:55にドイツ非製造業PMI・確報値、17:00はユーロ圏非製造業PMI・確報値、18:00にはユーロ圏小売売上高、21:30は貿易収支、雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)、23:00にISM非製造業景況指数、製造業新規受注、4日1:30にはブレイナードFRB理事の講演が予定されている。
また大手格付け会社S&Pが南アフリカの格付け見直しを発表する。

テクニカルで見た東京白金は、相対りょぅ指数が24.01%で下がり、1月の安値の水準も下回っている。ストキャスティクスでも%Dが2%、slow%Dが8%まで下がっており、この水準も今年の安値を下回っている。RCIでは短期が-86%で横ばいし、中期は-97%で下がりながら、長期も-75%で下げており、短期が長期を上回るサインが出れば強気に転じて来た兆しと判断する。移動平均線は10日移動平均線が3488円で下がりながら、40日移動平均線は3540円で推移しており、日足が10日移動平均線を上回り、40日移動平均線への乖離幅の縮小を示す動きに思える。

今晩は、イベントが出尽くし巻き戻しが起こってもおかしくない状況であり、雇用統計以降の時間帯の値動きには注意が必要である。特に雇用統計の発表前後は為替市場で大きく振れる事が多く、円高から円安に動きやすく注意が必要に思える。

ただ経験則で見た現状は、売り込みの相場であり、3300円台は来週後半までに3550円を超えている可能性が高く、切り返した上昇基調に期待したい。2月、4月は3300円を下回ったのは1日だけであり、3日後は3450円を超えている。また3月は3300円を割り込む事が出来ない中、3600円に向けて300円切り返した値動きを見せている事から、買いポジションを維持する時間帯であり、大きなチャンスが膨らむ値動きである。

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田栗 満

Author:田栗 満
以前の明治インフォメーション24の「プラティニの相場観」を5年間担当し、白金の相場観や勉強会の講師など行い、テクニカルや日柄計算にて独自の相場観を展開し、1998年からのパラジウムの大相場を予想し多くの隠れたファンが存在する。セミナー講師や業界新聞へ数多くコメントを配信している。現在、岡地㈱でコミッションを行っている。

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