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売りポジションの買い戻しによる反発であり、引き続きユーロ:ドルの動きに注意・・

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本日の東京白金は、23円高の3362円で終わっている。夜間取引で一時2008年2月に付けた3300円割れを試して買い戻しの動きを見せた東京白金は、3344円で寄り付くと一時3331円まで下値を試した後は、感謝祭を前にした堅調なスポット市場の値動きから東京市場も高値を追い続けている。そのため前日の高値3358円を超えた事から売りポジションの買い戻しが強まり、3376円まで高値を追っている。ただ引け際には日計り的な商いから3358円を付けているが下回る事無く終わっている。

そのため夜間取引では、高値を更新した3358円を上回って寄り付く事ができるか、また3358円を下回った場合には3341円を下回ってから戻して来るかに注目した方が良い。
特にチャートパターンから考えた場合は、下ヒゲを引き陽線で終わった事から戻りが想像できるが、売り込まれ続けている要因のECB理事会の追加緩和策やFRBの利上げ観測が重なり、為替市場でのユーロ安:ドル高の動きなど収まっていない。またフィッシャーFRB副議長の「利上げに備えろ」やドラギECB総裁の「必要な手段は全て行う」など発言から依然と12月3日のECB理事会まではリスクが高いと思える。

また本日の値動きには、今晩から米国市場が感謝祭の休場となり、金曜日も半日取引となるなど市場はボリュウムが無くなる動きを見せるため、ポジション調整の値動きと受け取れる。
特に値動きでも基調転換を示すサインで「グランビルの法則」から日足が10日移動平均線を上回るサインが出ていない事であり、注意して対応するのが良いと思える。

今晩は感謝祭のため米国市場は休日なり、経済指標の発表は予定されていない。そのため欧州時間帯の21:00にドイツGFK消費者信頼感の発表が予定されている。

テクニカルでは、相対力指数が27.68%で切り上げており、相対力指数の下降ラインは上回った状態である。ストキャスティクスでは%Dがslow%Dを下回った状態で横ばいしており、決め手に欠ける動きに思える。RCIでは短期が-81%で徐々に切り上げ、中期も-96%で横ばいし、長期も-97%で横ばいした状態であり、まだ戻り売りから抜け出していない。移動平均線は10日移動平均線が3412円で下がり、40日移動平均線も3667円で下げて来ており、日足と10日移動平均線との乖離幅が縮小するなど、日足が移動平均線を超えるまでは注意と判断する。

2012年7月にドラギECB総裁がユーロ防衛を宣言して「何でも行う」と発言した時と、同様な要因が示されており、12月3日に開催されるECB理事会まではユーロが売られ易い状況であり、3日以降のユーロ相場が対ドルで買い戻しされる値動きを見せて来るとプラチナ価格は巻き戻しの動きを強める状況である。
もしユーロが下落スピードを増してくると2012年9月に新たな国債買い取り策を発表した12月に再度白金は売り込まれて、2013年1月の発会から大きく反発した値動きが脳裏に浮かんでくる。


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Author:田栗 満
以前の明治インフォメーション24の「プラティニの相場観」を5年間担当し、白金の相場観や勉強会の講師など行い、テクニカルや日柄計算にて独自の相場観を展開し、1998年からのパラジウムの大相場を予想し多くの隠れたファンが存在する。セミナー講師や業界新聞へ数多くコメントを配信している。現在、岡地㈱でコミッションを行っている。

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