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米国カリフォルニア州の感染者疑いの観察処置8600人のインパクト・・

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本日のNY白金は、9.3ドル安の905.5ドルで終わっている。夜間取引から比べ寄り付き換算で22円安(4月限)と予想する。
米国疾病対策センター(CDC)はカリフォルニア州でアジア渡航歴のある人やその濃厚接触者8600人を対象に感染の兆候が見られないか経過観察していることを明らかにしている。またイタリアでは感染者数が650人になったとボレッリ国家市民保護局長が記者会見で明らかにするなど、世界的な感染者が拡大してる。

NY市場では、リスク逃避の動きが強まりダウ平均は2011年8月以来の1190ドル安と大幅安を演じており、5日間の下落幅が3615.6ドルの下落を見せている。債券市場は、米国で感染者の拡大懸念が高まりを見せ、リスク逃避から長期債が買われ10年物国債金利は低下し1.3%で推移している。為替市場は、米国で感染者が拡大する可能性が高まりを見せ、一転して円が買われる動きを見せている。
貴金属は、NY金が1700ドルに届かなかった事から利食いに押されている。NY白金は、ダウ平均の大幅下落から景気減速懸念が高まりを見せ、景気商品である白金は一時900ドルまで下値を試している。

南アフリカでは、インパラ・プラチナムが価格上昇に伴い業績改善を理由に、閉鎖する2坑道の稼働を続け10000人の鉱山労働者の仕事を確保し、残りの3年間は1坑道の採掘し続け、2,500人の仕事を確保すると述べている。

日足で見たNY白金は、6日間連続の陰線を続け昨年12月以来の900ドルまで下値を試している。テクニカルは相対力指数が24.19%で下がり、ストキャスティクスは%Dとslow%Dが下がり、乖離幅が無くなった状態である。RCIは短期が-73%で下がり、中期は-18%で下がり、長期は-29%で維持している。移動平均線は10日移動平均線が962.2ドルで下がりながら、40日移動平均線は980.3ドルで切り下げだし、200日移動平均線は902.4ドルで切り上げている。

11:30の東京白金は、132円安の3135円で推移している。夜間取引で3200円を下回った事から3179円まで下絵を模索し、3227円までの買い戻しを見せている。しかしアジア時間帯には為替の円高や海外安を受けて、3200円を下回る3190円で寄り付くと夜間取引の安値3179円を下回り、3128円まで売り込まれている。

スポット市場は、欧州時間帯に920ドルを維持したが、徐々に下落するとNY時間帯に900ドルまで下値を試している。アジア時間帯には904ドルまで戻りを見せたが、900ドルを下回ると892ドルまで下げている。
特に東京白金は5日間で陰線を続け3617円から3128円まで下落しており、489円幅の下落を見せている。

       image003_20200228113331eb5.png  image003_202002281133330f1.png  image002_2020022811333499a.png  image002_20200228113336262.png
現在の日足で見た東京白金のテクニカルは、相対力指数が22.76%で下がり、ストキャスティクスは%Dが下げ渋りながら、slow%Dも下げている。RCIは短期が-57%で下がり、中期は-2%で下がり、長期は-23%で切り下げている。移動平均線は10日移動平均線が3412円で下がりながら、40日移動平均線は3441円で切り下げだし、200日移動平均線は3128円で切り上げている。

午後からは売り込みの動きを続けながら、週末の感染者拡大に備える動きを見せて来ると思える。ただ市場は、パンデミングまでの要因を織り込まれる段階であり、行き過ぎた反動に備える事も必要な値動きに思える。
しかし経験則が通用しない要因だけに、流れが始まると連日のように100円を超える下落を見せている。そのため陰線から陽線に転じるタイミングを利用して新規買いを行うのが妥当に思える。

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田栗 満

Author:田栗 満
以前の明治インフォメーション24の「プラティニの相場観」を5年間担当し、白金の相場観や勉強会の講師など行い、テクニカルや日柄計算にて独自の相場観を展開し、1998年からのパラジウムの大相場を予想し多くの隠れたファンが存在する。セミナー講師や業界新聞へ数多くコメントを配信している。現在、岡地㈱でコミッションを行っている。

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